禅叢林net
last up date
2006/10/30-12:40:37
寺院紹介/墓地紹介/fp

如意山 吉祥寺

住職:志比 道栄

【本 尊】  釈迦牟尼仏
【草創年代】 応永年間末(〜1425年)
【開創年代】 万治年度 (〜1660年)
【開 山】  石牛天梁禅師(永平寺37世)
【本 寺】  大本山 永平寺
【建築物】 本堂・観音堂・鐘楼・山門・観音堂
【尊 像】 三尊仏・三十三観音・弁財天・秋葉三尺坊十王尊

【歳 時】
 9月18日(現在は土曜日)に秋葉社の祭りが行われている。昔、伽藍を建立する際に南山(通称おひのき山)より木材を伐採し柱に使用したところ、夜ごと柱より炎が立つので、天王(現高富)の修験道に祈祷を依頼したがおさまらず、遠州秋葉大社より尊影を頂き祀ったところ漸くおさまった。毎年花火を打ち上げる習わしで、過去に一度花火を中止した際に、村中が大火に遭った年があり、現在も欠かさず花火・踊りを行い賑わいを見せている。
 秋彼岸の一週間には、昔から地域各家より十王尊へのお参りが夜ごと行われ、祖先の供養と安心を祈ると共に、老若男女が夜長の茶話会を楽しんでいかれる。
 近年は福を招くとして、弁財天への参詣も地域の間で熱心になってきている。

【現 況】
 戦後の経済変化などで、地域・寺院の状況が変わり、近年住職不在の時期もあったが、寺と檀信徒が共に寺門の弘隆を図っている。
 三仏忌・地蔵盆・竹の子・栗の時期には、寺産を利用して、子供・敬老会の形態にて地域の教化・世代を越えた交流に励んでいる。

【交 通】
 岐阜駅より車30分 岐阜女子大学より南2キロ