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2006/06/27-07:08:02
寺院紹介/fp

見松山 観音寺

住職:中島 義道

【由緒沿革】
寺記によれば神亀3年(726)行基の開創にして、初めは観音の道場であったが、永正年間(1504〜21)松平和泉守信光の八男次郎右衛門光親が堂宇を再建し観音寺と号し、以来光親の子孫代々の祈願所とした。
天文2年(1533)火災に遭い、本尊のみを残して消失してしまい、同年光親の孫次郎右衛門重吉が草堂を建立し、天正5年(1577)重勝により本堂を建築し、次いで慶長2年(1597)に客殿、庫裡を造営した。
正保3年(1646)本郡滝村東照権現遷宮の時、重勝の子勝隆は先祖の遺跡を尋ねて当寺に参詣した。慶安元年(1648)将軍家光により寺領五石を朱印に改められた。
元禄16年(1703)竜海院16代香海智定は、客殿及び庫裡を造立し、宝永2年(1705)当寺に隠居した。これより竜海院の末寺に属し香海をもって中興開山としている。
鎮守弁財天は境内の南に、大正13年(1924)に三十三体の観音を安置して美観を添えた。

【交通アクセス】
名鉄本線東岡崎駅から名鉄バスに乗り「神明社前」下車し、西へ約400m。

国道1号線「八帖」交差点から国道248号線に入り、「広末町」交差点を右折 約200m。